Excel基礎知識:スタート画面の名称と役割②【画像あり】

ビジネスにおける必須ツールであるエクセル。
前回の基礎知識①で紹介しきれなかったその他のスタート画面の名称と役割の解説をしていきたいと思います。

エクセル画面の名称と役割

前回同様、赤囲いした部分を見ていきましょう。

A:元に戻す、やり直すボタン

 左矢印が『元に戻す』ボタン
 (直前の操作に戻します)
 右矢印が『やり直す』ボタン
 (元に戻すの逆の操作となる)

B:ワークブック

 当該エクセルのファイル名

C:最小化ボタン

 当該エクセルを最小化するボタン

D:最大化(縮小)ボタン

 当該エクセルを最大化もしくは
 縮小(少し小さくする)ボタン

E:閉じるボタン

 当該エクセルを終了させる

F:名前ボックス

 セルの位置名だったり図形の名称が表示される

G:全セル選択ボタン

 当該シートの全セルを選択する

H:ワークシートのタブ(名称)

 ワークシートを切替する見出し
 名称を変えることが可能

I:Sheet追加ボタン

 ワークシートを追加する
 ※右クリックで『削除』を選択できる

簡単ですが、名称と役割を書いてみました。
覚えれましたかね・・・?

次から、もう少し細かな解説をしていきたいと思います。

|元に戻す、やり直し

『元に戻す』はそのままの言葉ですね。

矢印部分をクリックすると、直前の操作に一つ戻ります。
さらにクリックすると、さらにもう一つ戻ります。
クリックするだけ戻ります。※限度あり


『やり直し』は元に戻すの逆になります。

イメージ的には『進める』や『復元』ですかね。
※『元に戻す』操作をしないとできない操作になります!
元に戻すをやり過ぎた場合ややっぱり戻すのをやめる場合などのシーンで使います。

どちらにも共通することですが、矢印の右にある[∨]をクリックすると、履歴が出るので素早く操作できますよ。

豆知識

ショートカットキー操作で『元に戻す』『やり直し』ができる!
・元に戻す:「Ctrl」を押しながら「Z」を押す
・やり直し:「Ctrl」を押しながら「Y」を押す

エクセルのみならず使える操作なので覚えておくとかなり便利です。

|ワークブック

当該エクセル(今操作しているエクセル)のファイル名称が表示されます。

新規作成において、一番先に書くこともできますし、名称変更で書き換えることもできます。
※同一エリア(ファルダ内など)では同じエクセル名称にはできません。

できるだけひと目でわかる名称にすることをお勧めします!
単に[計画書]とかではなく、[○○○○計画書]とか日付(数字)を入れるとかですね。

|最小化・最大化(縮小)・閉じるボタン

これらのボタンは今開いているエクセルをタスクバー(ほとんどの場合、画面下にあります)に小さく(アイコン)にしたり、エクセル自体のサイズを変えたり、閉じるボタンで終了させたりできます。

『最小化』ボタン

押してみましょう。
  :
エクセル画面がしぼんで画面から消えたのではないでしょうか?
未体験の方はビックリされたかもしれませんが、安心してください!
たいていの場合、画面の下(タスクバーと言います)に収まっています。

そのアイコンをクリックすると元に戻ります。

この行動が『最小化』になります。

『最大化(縮小)』ボタン

このボタンを押すパターンとしては、開いているエクセルを任意の大きさにしたいときや、任意の大きさになっているエクセルを画面全体に表示(←最大化)させたいときに押します。

任意の大きさって・・・?
下記の画像見てください

画面全体ではなく小さいサイズで表示されました。
縮小ってやつですね。

このサイズは任意に変更でき、カーソルを小さくなったエクセルの上でも下でも右でも左でも角でも、端っこに合わせると[⇔]両矢印に変わると思います。
その状態で、左クリックを押しながら動かすとサイズを任意に変更できます。

別で開いている資料などを(重ねて)見ながらエクセル作成が可能になりますね!

画面全体にしたい(戻したい)場合は、同じボタンを押せば変わります。

『閉じる』ボタン

これは当該エクセルを閉じたい(終わらせたい)といったときに押します。
ちなみに、タブの「ファイル」の中にも『閉じる』とあり、同じ機能を有しています。

|名前ボックス

ワークシート内で、セルが選択されていれば、そのセルがどこにあるか表示されます。

初めに提示していた【エクセル画面の名称と役割】のエクセル画像を参考に、選択されているセル(緑色で囲まれた)がA列の1行目にあります。
名前ボックスには『A1』と表示されました。
(参考に、D列の5行目にセルがあると『D5』と表示されます)

セルではなく、図形やグラフ・画像などを選択していれば、それ相応の名称が表示されます。
(例えば、四角い図形を選択していれば『正方形』などといった感じです)

☆これは独り言です...『名前ボックス』はほぼ見ないな...

|全セル選択ボタン

名称説明部分でも記載しましたが、当該エクセルのワークシート内すべてを選択します。

文字サイズやフォント、表示位置など全体的に変更した場合に活用できる操作になりますね。

豆知識

ショートカットキー操作で『全選択』ができる!
・「Ctrl」を押しながら「A」を押す

私はかなりの頻度で使います。

|ワークシートのタブ(名称)

1つのエクセルには多数のシートを追加することができます。

例えば、見積書を作成する場合。
Sheet1は表紙、Sheet2は大項目、Sheet3以降はそれぞれの項目内容といった感じで作ることができます。

シートを追加しても追加した分はタブで表示され、すぐに切り替えも可能。

シートタブにカーソルを合わせて右クリックすると下記のようにメニューが表示されます。

よく使うものだけ説明しますが、

削除:選択したシートを削除
名前の変更:任意の名称に変更
移動またはコピー:シートを別のシート間に移動したり、同じシートを増やす(コピー)
シートの見出しの色:好みの色に設定できる(文字は黒のまま)

シートを1つしか使わない場合、あまり名称変更をすることはないですが、特にシートを増やした場合は『名前の変更』はした方がよいです。

|Sheet追加ボタン

先ほどの章でも、シートを増やすことは可能と話していましたが、シートタブ横の『+』ボタンを押すと新しいシートが追加されます。

このような感じで、押すたびに増えていきます。

まとめ

さて2回目の今回も真新しい言葉がでてきましたがいかがだったでしょうか?

今すぐ覚える必要はなく、また完璧に覚える必要もないと思っています。
こんなことできるんだ・・・となんとなくでも覚えてもらえたらよいのではないでしょうか?

まあ色々さわっているうちに勝手に覚えるでしょうし、紹介していない機能も発見させるかもしれませね。


それではまた~