もっと詳しく【モルック】を知る!
2回に渡って『モルック』の魅力と実体験を投稿してきましたが、もう少し深堀してみようと思います。
・目次・
発祥は?
フィンランドのカレリア地方の伝統競技「キイッカ」というゲームスポーツがあり、フィンランドの企業が「キイッカ」をもとに、考案・開発したスポーツが『モルック』です。これが発祥。
ルール
12本のスキットルと呼ばれるピンを、モルックと呼ぶ木製の棒を投げて倒し、倒した内容によって点数を加点していき、先に50点ピッタリの得点にすると勝利となる競技。
下手投げが原則。
モルッカーリと呼ぶ投てき位置を示す板があり、そこからモルックを投てきします。この時、モルッカーリに触れたり、踏み越えたり、はみ出したりするとファウル。その回の得点は「0点」となる。
得点の数え方は、1本のスキットルを倒せばそこに書いてある数字が得点。複数のスキットルを倒せば倒れた本数(確実に倒れていること)が得点。
もし50点を超えてしまった場合は25点へ減点し、再スタートとなるペナルティがある。
1チームが、3回連続でミス(スキットルを倒すことができなかった)場合、そのセットは失格(負け)となる。
勝敗の決まり方(決め方)
勝利する方法は2通り。
1.先に50点ピッタリにする(その時点でゲーム終了)
2.対戦相手が失格となる(複数チームであれば、すべてのチーム)
対戦方法(方式)
個人戦及び団体戦がある。
◎個人戦は、投てき順を決めたら、その順番に投てきを繰り返す。
◎団体戦は、2人~4人のチーム編成が基準
例えば、
Aチーム:2人(①、②)
Bチーム:3人(③、④、⑤)
Cチーム:3人(⑥、⑦、⑧)
という構成で対戦となった場合の投てき順は、
①→③→⑥・・②→④→⑦・・①→⑤→⑧・・②→③→⑥・・①→④→⑦・・②→⑤→⑧・・(初めへ)
この通りの繰り返しとなる。
参加資格ってあるの?
一言でいえば、『老若男女問わず』誰でも参加資格があります。
子供からご年輩まで、投げることができれば参加は自由。
激しい動きもなく、難しい知識も資格取得の必要性もありません。
大会状況
発祥がフィンランドであり、フィンランドを中心に普及していったモルック。2004年頃から世界大会が開催されるようになったそうです。
2022年の世界大会では、15カ国から800人以上が集まったとのこと。
今年は2023年8月に海外で開催され、来年2024年は北海道函館市で実施と日本開催が決定したそうです。
日本では、日本モルック協会が主催の公式大会や公認大会が実施されている。
2023年5月には『第1回モルックジャパンオープン』(公式大会)が開催され、200チーム以上が参加していました。
その他の公式大会として、『アジア大会』、『日本大会』、『全日本モルック学生大会』が開催されています。
公認大会としては、日本モルック協会に加盟されている団体が主催となり、多くの大会が開かれています。
☆私の住む富山県でも公認大会が開かれている事実を最近知りました。
ほしい!やってみたい!
ネットショッピングで¥7,000前後で購入できます。
※セット内容や製造元で価格帯は様々ですが。
地元のスポーツ店をいくつか回ってみたのですが、無かったですね。
日本モルック協会のホームページで体験会案内や加盟団体の情報が掲示されています。
ご興味のある方はチェック!
まとめ
『モルック』は世界的に見ても、認知度がまだまだ低いのかもしれませんが、確実に競技人口は増加している感じですね。
手軽さの中に深みがあり、簡単そうで難しい。戦略が必要な場面もある。
『モルック』が身近になる日も近いですかね!?