人気急上昇中!?フィンランド発祥のスポーツ【モルック】その魅力に迫る

競技:モルック

「モルック」という言葉、聞いたことありますか?

私が認知したのは3年ほど前、テレビ番組(番組名は忘れました)でお笑い芸人の「さらば青春の光」の森田さんが『おもしろい』って紹介されていました。

森田さんも話されていましたが、その当時(2020年頃)で日本の競技人口は数千人ほどらしいです。


森田さんの熱弁もあり、日本協会の話では急激に広まり、愛好家が増えたとか!

私も心を動かされた一人ではありますが...


3年間、機会もなく、たまにYouTubeを見ては『やりたいなー』とつぶやくばかり。行動には出ていませんでした。

そんなある日、地域で体験会を実施することになり、参加することにしました。

競技方法とルール

専用道具と広い場所があればいつでもできる!!

◎専用道具とは

 モルック:投てき(投げる)木製の棒

 スキットル:数字が書かれているピン(1~12まで12本)

 モルッカーリ:モルックを投てきする位置を示す板

◎ルール

 勝敗は、スキットルを倒して数字を加算、先に50点ピッタリにすれば勝ち!と単純です。

 単純なんですが、スキットルの倒す内容によって得点は変わり、50点を超えると、25点へ減点されるといったペナルティもあります。

 では詳しく見てみましょう。

1.準備

 モルッカーリを置き、そこから3~4m(JMA主催ゲームは3.5mが基準)離れたところにスキットルを並べます。
 並べ方も決まっており、手前一列目の左から1-2、二列目の左から3-10-4、三列目の左から5-11-12-6,四列目の左から7-9-8と寄せて並べます。
 上から見ると逆三角形ですかね。

2.投てき順番を決めてプレイ開始

 モルッカーリからモルックを投げてスキットルを倒します。
 1本だけ倒れたら、その倒れたスキットルに書かれた数字が得点になり、加算していきます。
 ※例えば、⑤と書かれたスキットルだけ倒れたら5得点の加算
 複数のスキットルが倒れたら、倒れた本数が得点になり、加算していきます。
 ※例えば、5本のスキットルが倒れたら5得点の加算

3.投てき1回ごとにスキットルを直す

 倒れたスキットルを起こします。
 起こすときに注意しなければならないことがあり、スキットルは倒れたその場所で起こす必要があり、底面がそのまま着くように起こします(持ち上げてはいけない)
 また、起こしたスキットルの数字が手前に見えるように、中心で回しながら向けます。

4.細かなルール

 ・スキットルが完全に倒れていない(重なっている)場合はカウントしない
 ・50点を超えた場合、25点に減点して再スタート
 ・3回連続でミス(スキットルを倒すことができない)場合は失格(そのゲームは負け)となる

5.これを繰り返すだけ

 順番に投てきし合い、先に50点ピッタリ目指しましょう。

以上。

簡単ではない

勝敗は単純ですが、ただ倒せばいいわけではなく、狙うポイントだったり、投げる技術が必要であったりと難しい面がありますね。

50点ピッタリにするという計算(計略)も必要ですし、ミスの制限もあります。

時には運も必要になったり...

考えているだけでも面白そうです。

数日後の体験会が楽しみです。実際の状況を交えながら報告します。